新生児期の母乳拒否

子育て

新生児は母乳、または粉ミルクを飲んで育ちます。
産後すぐに始まる母乳育児ですが、赤ちゃんがうまくおっぱいを吸ってくれないことがあります。
お腹を痛めて産んだ我が子がおっぱいを拒んで泣いてばかりいると、相当なショックでしょうし、大きなストレスとなります。
私たち夫婦はインターネット等で母乳拒否について対処法を探しましたが、効果的な方法は見つかりませんでした。
そこで、この記事では母乳拒否だった我が子が母乳を吸うようになったきっかけを紹介します。
キーアイテムはニップルシールドです。

安産祈願で訪れた時に持ち帰った御神水。このお水でお米を炊いて食べました

退院後母乳拒否に

母乳拒否の原因はいくつか考えられます。
赤ちゃんがおっぱいを吸うときには吸う力が必要であるところ、産まれたての赤ちゃんにはまだ吸う力が備わっていないためであること。
また初産の場合は母乳の出が悪く、楽に飲める哺乳瓶を本能的に求めてしまうためであること。
その他、授乳する際の抱き方が良くないということもあります。

我が子は産院に入院していた数日間は、母乳と粉ミルクをどちらも飲んでいました。
しかし退院後、家に帰宅してからすぐに母乳拒否となりました。
おっぱいを口に入れると体を反り返らせて泣きわめく。泣き続けるため授乳を続けることができず、中断して調乳したミルクをあげることになる。
哺乳瓶を唇に触れさせると、勢いよく飲みだす。その姿を見て落ち込む妻。
当時、私は妻にかける言葉もなく悩んでいました。

私たちはインターネット上で母乳拒否について調べたり、親族に授乳のコツなどを聞くなどして、我が子におっぱいを吸ってもらえる方法を探しました。
しかし、ネット上にある対処法を試しても効果はほとんど出ずに時間だけが過ぎていきました。

近所の猫

助産師のアドバイス

意気消沈していた私たちでしたが、新生児期の終わりに産後ケア施設を利用したことで状況は良い方向に向かいました。
施設の助産師のアドバイスにより、我が子は少しずつおっぱいを吸うようになりました。

母乳拒否の対処法は、赤ちゃんの口に合うニップルシールド(乳頭保護器)を選択することです。
我が子はおっぱいを吸う時に大きく口を開けていました。
その様子を見た助産師から、赤ちゃんの口に乳首が合っていない可能性があるため、大きめのニップルシールドに変えてみてはどうかと提案がありました。
早速変えてみたところ、泣きわめいていた我が子は静かにおっぱいを飲み始めたそうです。

その後、我が子はニップルシールド無しでもゴクゴクおっぱいを飲むようになりました。

この対処法がすべての赤ちゃんに効果があるとは言えませんが、我が子においては効果がありました。母乳拒否で悩んでいる方は、試してください。

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